11月20日 講演会より
**岡谷工業高校、創造学園高校 男子バレー部の寮にて27年間生徒を預かってきた
ご経験の中で、子供の食習慣の大切さについてお話していただきました。**
近年、ご飯を食べることについては関心が高くなりましたが、「何を食べるか」という食事の内容についての意識はまだ低いようです。
例えば、朝食はなぜ大事なのでしょうか?
単に「空腹を満たす」ということではなく、学校で勉強するためのエネルギーを養うため、
「脳」のために朝食は大切なのです。
そのために必要な栄養素として、特に「糖質」を朝食に摂ることが大切です。
しっかり朝食を摂るためには睡眠も大切です。
お子さんは夜9時には寝ていますか?
「睡眠のゴールデンタイム」は22時から翌2時です。
この時間に‘深い眠り’についていることも大切です。
バランスの良い食事が最良ですが、お忙しいご家庭もあるかと思います。
ご家庭でお惣菜の日があっても、手を抜いた日があってもいいですが、
是非「旬の食材」を取り入れて「今日はこれを作ったよ!」という一品を出してあげて下さい。
「食」を見直すことで、まず「身体」が変わり、「心」も「生活」も「人生」も変わります。
そのくらい「食」はとても大切なものです。
スポーツ系でも文化系でも、才能を持った子供は 身体を健康に作ってあげないと開花しません。
努力するエネルギーも、可能性を開花させるエネルギーも全て食生活が基本です。
その食生活を小さな年齢のうちから是非整えてあげていただきたいです。
(参考)
*バレー部 寮のある日の朝食メニュー(壬生先生 資料より)
目玉焼き・ロースハム・ウインナー・コールスロー・オレンジ・バナナ
白はんぺん・味付けごはん・味噌汁(大根、油揚げ、ねぎ)・コーンフレーク
オレンジジュース・牛乳
・・・この献立を子供たちに見せますと、豪華でいいなあ!という感想でした。
食生活について、大変参考になるお話であり、壬生先生から母親としてのパワーもいただきました。ありがとうございました。
教養部 古田