1月10日(月)
小正月の伝統行事である三九郎を行いました。
松本広域消防局によると、開催している箇所はコロナ前の
8割程度まで戻っているそうで、5区でも感染対策を徹底して実施しました。
正月飾りのたき上げと繭玉を焼くことを主とするイベントとし、
焼いた繭玉は持ち帰ってから食べてもうらことにしました。
当日は、朝早くから児童や保護者の方がたくさんの正月飾りを集めてくれました。
例年通り、役員さんと高学年で正月飾りの分別を行い、ダルマの数珠を作りました。
櫓(やぐら)を組み上げ、そこにたくさんの茅(かや)を巻き付け、
最後にダルマの数珠を巻き付けて完成させました。
午後3時、大勢の地域の方々にお越しいただき、育成会長の掛け声で、各ブロック長が6カ所に分かれて点火。
乾燥した茅は火柱を上げて一気に燃え上がり、ダルマが"パン、パン"と割れる音が何度も響きわたりました。
ある程度燃えたところで、櫓を引き倒し炭の状態にしてから、一斉に繭玉焼きを開始。
火の近くは非常に熱く、しかめっ面をしながら焼いているお子さんも多くいました。
しかし、昨日吹いていた冷たい北風は止み、絶好のコンディションで繭玉を焼くことができました。
今年度も新型コロナウイルス感染防止対策で、ほぼすべての行事を中止せざるを得ない
状況でしたが、この行事を通じて多くの児童の笑顔が見られたこと、
伝統行事の継承をできたことは非常に良かったと感じました。
関係者の皆様には、心より感謝申し上げます。
吉田5区 副支部長 坂本