1月13日(月)
正月の伝統行事もいよいよクライマックスの三九郎です。
例年にない暖冬ですが、やっぱりちょっと寒めの朝から、子ども達が各家庭の松飾りを集めます。それを高学年が主体となって、ダルマの穴あけとプラスチックの分別作業を行います。そして松飾りや門松を三九郎のやぐらに組み込み、アシを巻き、最後に縄に通したダルマを巻き付けて三九郎の完成です。
午後3時きっかり、育成会長の百瀬さんの「点火!」の掛け声を合図に、各ブロック長が三九郎へ点火すると、乾燥したアシに瞬く間に燃え広がり、黒い煙と火柱を出して勢いよく燃え上がりました。
その火柱を、やぐら諸共引き倒し、火の勢いが弱まったところを狙って、各自が柳の木に付けたまゆ玉を焼き始めます。熱さと煙に立ち向かいながら、まゆ玉を最後まで焼くのはなかなか大変です。先端に付けたまゆ玉が焦げても、根本の方のまゆ玉はまだ生焼け。
「無病息災」と「五穀豊穣」を願って、前日の「まゆ玉作り講習」で作られた色とりどりのまゆ玉が、多くの参加者たちの口に入ったことでしょう。
今年度は温暖化による異常気象が叫ばれるなか、吉田五区にあっては、ケガ、事故なく、子ども育成会主催の行事を無事終える事ができました。
これも、地域、保護者、育成会、PTA地区役員の皆様のご理解とご協力あってのものです。
感謝申し上げます。
五区 副支部長 宮澤